リゾート内をブラブラと散歩するのが日課となった。あちこちを懐かしむように。

「懐かしむように」と言ってもここイポーには2年もいなかった

クアラルンプールには10年いたから。
アッチの方が思い出は遥かに多い。

特にタマンデサ、ミッドバレーにはたくさんの思い出が埋もれている。
たくさんの仲間も暮らしていた。

「お鍋の会」と称して男ばかりで夜を徹して宴会をやってた。
まだ若かったからねえ。

ブキッビンタンやバンサーの都会にも良く飲みに行ってた。
ここイポーと違って夜遅くまで開いてる店がたくさんあるから楽しめた。

もしイポーに引越して来てなかったら・・・

日本に撤退してなかったかもしれない。
まだクアラルンプール暮らしが続いていたかもしれない。

ここは男の1人暮らしには寂しすぎる。
やる事があまりにもなさすぎる。

でも、ゴルフ好きには間違いなく天国。
自分にとっても天国になるかなと思っていたけど。

腰痛がこれほどまでにひどくなるとは想像もしてなかった。

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