マレーシアに年金で暮らせるのだろうか?(後編)

「マレーシアに年金で暮らせるのか?」も後編になった

いよいよ最終回になった(と思う)。

当時巷で噂されてる通りに、はたして年金だけでマレーシアで暮らせるのか?
自分で試すためにマレーシアにやってきた。

中編でも書いた通り、私の年金額は、約170,000円/月だ。

毎月の生活費は5,000リンギでやることに決めている。
今のレートでいうと、160,200円だ。

毎月払っている家賃、光熱費、車の維持費、酒代、ゴルフ代まで全て込みだ。

毎月数百リンギは余っている。
という事は、年金額170,000円>生活費160,200円-α

計算では、年金で暮らしていけるという事になる。

しかし現実には年金だけではやって行けてない

結局は預金を取り崩しながら暮らしていた。
何故か・・・?

確かに毎月の生活費は足りている、いや多少余っている。
円高の頃はもっと残っていた。

しかし、いつもいつも何事もないという事はない。
病気になる事もある。

年に何度かは日本と往復する必要があるし、その費用がかかる。
日本の家の維持管理費がかかる。

たまには旅行だって行きたい。
結果的には、日常生活じゃないところでの出費が結構かさむ。

タラレバの話をしても仕方がないけど

我が家は、私もカミさんも厚生年金だ。

もし、当初の計画通りカミさんも60歳になった時に。
マレーシアに越してきて一緒に暮らしていれば。

そして、これまた当初の計画通り東京の家を処分して。
日本に行ったり来たりすることなく、マレーシアに通年で暮らしていたら。

楽勝で年金で暮らせていただろう。
あくまでもタラレバだけど。

それにそれが良かったのかどうかも分からない。

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