仲間たちは朝日と共に旅立って行った。
一組は(ニックネームでも付けた方がいいのだろうか?)キャメロンハイランドに向かった。
3泊4日の旅を予定している。
随分と楽しみにしていた。
一緒にどうかと誘われたけど、一度行ってるし。
あの曲がりくねった山道の上り下りがどうも苦手だ。
もう一組は(やっぱりニックネームが必要か?)KLで午後から集まりがあると言う。
毎日が日曜日のこんなにヒマな生活をしてるのに。
何故にそんな切羽詰まった計画をするのか?理解不能だ。
我々夫婦は見るからにひまなので。
10時のコーヒーを飲んでから出発した。
心配していた事は何の問題もなかった
冷蔵庫に食べ物はほとんど残ってなかった。
腐る心配は完全に取越し苦労だった。
心配していた金目の高級生もの食材はやはりあるはずもなかった。
カミさんの妄想の世界だった。
身に覚えのない請求書もうれしい事に届いていなかった。
言ってみれば、イポーから戻って来る必要もなかった。
逆に晩メシに食べるものがない。
カミさんはもう出かけるのは面倒だと言い出すし。
昨日のツマミで残った「ポーク」を持って帰っていたのでそれで済ませた。
美味しいと評判でいつも行列が出来る店ではあるけど。
もうイポーに戻ろうとカミさんは言うけど
案の定恐れていた事が始まった。
「ポーク」を食べながらカミさんと一緒に飲んでいた。
明日もうイポーに戻ろうと言う。
1週間ぐらいはクアラルンプールにいたいなと思っているけど・・・。
どこまで耐えられるだろうか?