クアラルンプールなどの首都圏から車で行く
クアラルンプールなどの首都圏から「メルバレーゴルフリゾート」まで遊びに行こうとすれば、車で行くのが一般的だ。
クアラルンプールに暮らす中華系のローカルさんの中には、昼食を食べるためにわざわざ日帰りでイポーまで行く人もいるらしい。
それくらいイポーは彼らにとって身近な存在ということのようだ。
行き方は簡単、「高速1号線」をひたすら北上すればいい。
クアラルンプールからイポーの「メルバレーゴルフリゾート」までは約200km、車で2時間半くらいで着く。
(google mapで大きく見る)
高速1号線は非常に走りやすい。
イポーまで途中の半分くらいまでは3車線、残りは2車線で車線の幅も広い。
2-30kmごとにサービスエリアがあるので、途中で休憩しながら行くのが体も楽だし気分的にも楽しい。
トイレはもちろんの事、大きなサービスエリアでは食事も出来る。
屋台風の小さな店がたくさん並んでいて、自分の好きなものを頼んできて共用のテーブルで食べられる。
売店もあってアイスクリームとか肉まんとか、いろんなものが売られているので食べ歩くのも楽しい。
ガソリンスタンドも必ず併設してるので早めに入れておいた方がいい。
イポーまでの道のりでちょうど距離的に中間のサービスエリアはここ。
トイレはあるし、ガソリンスタンドもある。
売店もあって軽食程度は食べられる。
でもフードコート的なものはない。
しっかりとした食事をしたければ、次のサービスエリアまで行った方がいい。
ここまで来ればフードコートもあってローカルの食事もできる。
イポーに近付いてくると、石灰岩の山々が連なったとてもイポーらしい風景が続く。
この石灰岩の山のいくつかにイポー名物の「洞窟寺院」が造られている。
高速から降りるのは「138番」の出口が便利。
カーナビなどではもう一つ前の「137番」を案内するかもしれない。
これだとイポーの市中を通って行く事になる。
買物や食事など、市中に用事がなければ「138番」の方が走りやすくてずっと楽。
高速を降りたら約20分で「メルバレーゴルフリゾート」だ。
このセキュリティゲートが見えたら到着。
首都圏から公共交通でアクセスするには
バス
クアラルンプールからイポーのゴルフリゾート近くのバスターミナルまで高速バスが出ている。
高速1号線を使って、イポーまでノンストップで行く。
クアラルンプールのバスターミナルは「Terminal Bersepadu Selatan」。
LRTの「Bandar Tasik Selatan (TBS)」駅と連絡橋で直結しているので大変便利。
高速バスの車内は大変きれいだし、座席も3列で広々としていて快適。
イポーのバスターミナルは「アマンジャヤ」。
時間通りに走れば、2時間半程度で着く。
道路事情によって大きく変わってしまうのが難点。
大きな事故があると大幅に遅れてしまう。
アマンジャヤのバスターミナルからは、ゴルフリゾートまで車で10分くらい。
アプリで「Grab」を呼べればそれが一番便利で安い。
もちろんタクシーもターミナル前で待っている。
鉄道
いわゆる「マレー鉄道」で行く。
でも今は電化されたきれいな特急鉄道なので、昔のように旅情とかを感じるような事はあまりない。
車内も4列で広々としてる。
非常に明るい車内だ。
クアラルンプールでの乗車駅は「KLセントラル」駅が便利。
クアラルンプールの、いやマレーシアの鉄道の要の駅。
空港からの特急もこの駅に着く。
イポーまでは約2時間半。
こちらはバスと違って大幅に遅れる事はない。
ほぼ時間通りに走っている。
イポーの鉄道駅はもちろん「イポー」駅。
コロニアル調の白亜の宮殿のような駅舎はイポーのシンボル的な存在。
ここがイポー観光の起点となる。
そもそもこの駅そのものがイポー観光の目玉。
駅の東側に旧市街が広がっている。
旧市街へはもちろん徒歩で行ける。
観光には便利だ。
クアラルンプールから朝早い便の鉄道で来て、旧市街を散策観光して。
そのまま日帰りする事も可能となる。
「メルバレーゴルフリゾート」は反対側の西側にある。
市内から外れたところにあるので、ちょっと時間はかかる。
ゴルフリゾートまでは車で20分弱。
「Grab」を呼ぶのが便利で安いけど、もちろん駅前にタクシーが待っている。